食材宅配の進化

法人も重宝

食材宅配サービスといえば共働きの夫婦などといったように、買い物に行く時間に余裕のない人が利用するといったイメージがあります。しかしながらこのところは個人での利用だけでなく、法人を対象とした食材宅配サービスも、増加傾向にあります。
法人でも特に食材宅配サービスの利用が多いといわれているのは、老人ホームなどといった高齢者介護福祉施設です。その中でもとりわけ、規模の小さい施設で利用されるケースが多くなっています。大規模な総合病院などに併設されている老人福祉施設などですと、病院単位で患者さんやホーム入居者の食事を用意していますが、小規模な老人ホームではそもそも施設内に調理設備がない、また人材が不足しているために調理に手が回らないということも珍しくありません。
こういった高齢者福祉施設を対象にしている食材宅配サービスでは、調理済みの食品を提供するなどといったように、介護する人の負担を極力減らすようなサービスが展開されています。高齢者向けに食材が細かくカットされている場合、管理栄養士によって考案されたバランスの良い食事が提供される場合などがあります。今後も高齢化は進んでいきますから、食材宅配サービスの需要は高まっていくものと見られています。